Island life by Lay

東北人がどんどん南下して沖縄に移住した話。

島バナナは〇〇の味がする?!

ご覧いただきありがとうございます。

最近バナナまみれの日々を送っているLayです。

バナナが好きなので嬉しい限りです。

沖縄に来るまでバナナは遠い国の輸入品が当たり前と思っていたので、庭先に生えているバナナを幹ごと大きな房で頂くような日が来るとは思っていませんでした。

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先日頂いたバナナ。

ざっと数えても15本くらい付いているでしょうか。スーパーで買ってもせいぜい5本一袋とかなのでこの量に初めは圧倒されました。

沖縄に移住してから、沖縄産のバナナだからと言って全て島バナナではないという事もわかりました。島バナナは大量生産や流通が難しいようで沖縄の産直などでも手のひらに乗る様な小さな1本が100円はするちょっと高級なものです。

今回ご紹介するのは2種類のバナナですがどちらもその島バナナとはちょっと違う品種のものです。

上のバナナ、房になっている時は気が付きませんでしたが、熟した順に食べて行ったらその中の一本の様子が変?!

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上から見たら普通...横から見たら

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双子!ナスとかイチゴでもこんな風になった双子を時々見かけますがバナナは初めて見ました。市販のバナナでは選り分けられるでしょうからこれも市場に出回らない家庭用だからこその姿ですよね。

なんだかもったいなくてまだ食べられずに大事にとってあります(笑)

後日切ってみたらちゃんと中では二本に分かれていました。

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ちなみにこのバナナの詳しい品種は分かりませんが、下さったお友達は「青バナナ」と呼んでいて熟してもあまり黄色くならないのが特徴の様です。

上の双子バナナもまだ緑がかっているのにもうシュガースポットが出ていますよね。食べてみると実もすっかり柔らかくてとても甘いです。黄色くなるのを待っていたら食べ頃を逃すところでした。スーパーで売っているバナナよりややもちっとした食感でした。

  そしてもう一種類がこちら。

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長さが短くずんぐりむっくりで可愛いバナナ。見た目は素人目に島バナナとの違いが分かりませんが、小さくて甘さと酸味が濃厚な島バナナと大きくて太くもちもちとした食感が特徴の三尺バナナの間のまだ名前の無い新しい品種だと教えて頂きました。

どんな味か楽しみです!切ってみるとこんな。

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食べてみると「ああ!あれだ!」

そうこの衝撃。初めて島バナナを食べた時の驚きを思い出す味です。少しヌルッとする食感は確かにバナナのそれなんですが味と香りが「苺のショートケーキ」

苺のショートケーキの甘くてクリーミーな生クリームと爽やかな苺の酸味が絶妙に混ざり合った時のあの味!(あくまでも個人の感想です笑)

「えーうそーだってバナナでしょ〜」と言いたくなると思いますが、ほんとにショートケーキ。始めて完熟している島バナナを木からもいでもらって食べた時、口の中に急に苺のショートケーキが現れたので脳が混乱してじっと手に残った島バナナの皮を見つめていた覚えがあります。

今回のこのちびバナナも島バナナでは無いそうですが、お味は島バナナを思い出す爽やかな酸味と甘みでとても美味しかったです。

今回ご紹介したバナナ達は島バナナとは少し違う種類のものだそうですがどちらも普通にスーパーで売っている輸入のものとはひと味違っていてとても美味しかったです。

バナナが苦手な方、あまり興味のない方も沖縄に来たらぜひ島バナナを食べてみて欲しいです。今までのバナナのイメージが変わるかも知れませんよ〜