Island life by Lay

東北人がどんどん南下して沖縄に移住した話。

初めての田芋調理!まさかの結末に?!

今日もご覧いただきありがとうございます。気がつくとまた冷蔵庫を開けたり閉めたりしてしまっているLayです。

なんかこう、時間があるとついつい食べちゃいません?

という事で、大好きな田芋を入手しました!と言っても沖縄ではスーパーで普通に蒸した田芋がどこでも大体売っているのですが、これもなかなか調理する勇気が出ず買ったことがなかったのです。調理済の田芋パイとかケーキはよく買うんですけどね。自分で芋から調理するのは自信がなくて。それに里芋もそうですがジャガイモやサツマイモに比べると田芋も結構お高い印象があります。

でもコロナ対策で時間はたっぷりあるので新しい食材にもこれからどんどん挑戦していきたいと思っています。

内地出身者が沖縄の食材調理に挑戦するシリーズ第二弾は田芋(ターム、ターンムと言ったりするみたいです)で行きましょう!

田芋は里芋やタロイモの仲間のようです。味は八頭に似ているそうです。八頭食べたことないなー。沖縄では芋そのものだけでなく、田芋を餡にしたり甘いペーストにしてアイスやパイ、ケーキに混ぜ込んだものもよく売っていて、里芋の仲間と考えるとちょっと不思議ですがとても美味しいです。

田芋を使った代表的な料理としては

ドゥルワカシー(泥沸かしの意)田芋を芋柄と一緒に茹で豚肉や椎茸などとペースト状になるまで炒り付けた料理で、泥が沸いているように見えることからついた料理名。(見た目と名前が食欲湧かない気がするけど豚肉と芋と椎茸、絶対美味しいでしょ、でも食べたことないから正解がわからなくてハードル高し)

ディンガク、リンガク(田楽の意)

田芋で作る栗金団のようなもの(食べたことないけど芋好きにはたまらんはず、ただ見た目が灰色のペーストになるので夫が食べてくれなそう)

田芋の空揚げ

田芋を素揚げし、甘辛く味付けしたもの。お正月に食べたりするそう。

 などがあるようですが空揚げが一番簡単そうで出来上がりの正解もなんとなく分かる気がしたので今回はこれに挑戦してみたいと思います。


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田芋は蒸したものが握りこぶしほどのサイズで売っていることが多いです。今回買ったのは100g98円だったのでこの二つで300円ちょっとしました。上下の切り口が黒ずんでいたので切り落とします。

 

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中は紫がかった灰色。里芋より色が濃いですね。皮も剥いていきます。

里芋の親戚のような田芋ですが、蒸してあっても里芋より身が固い感じですね。

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皮を剥いたら縦に四つ切りにしてさらに横に半分に切りました。

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これを素揚げしていきます。

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からりと揚がったらタレを絡めます。タレは砂糖、醤油、だしの素、水少々を混ぜてチンしておいたものです。

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全体によく絡めたら完成

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タレはよく切ってから盛り付けた方が見た目が良さそうですが私はたっぷり絡めながら食べたいのでこんなになっちゃってます…

田芋が蒸してあるので調理自体はとっても簡単でした。

田芋の空揚げそのお味は…

外はカリッとして中は思ったよりホクホクです。もっとねっとりしているかと思ったのですが。お芋の味がシンプルに味わえて美味しいのですが飲み込んだ後になぜか少しエグ味を感じます。なんでだろう。アク抜きとか必要だったのかな?…里芋の茎(芋柄)のアクが抜けきらなかった時と同じ喉の違和感。でも売っている時点で蒸すか茹でるかしてあったはず。ってまさか私が思い込んでいただけとか⁈売り場に書いてあった気がするんだけどな〜

どおりで切った時思ったより硬い気がしたような。でも生にしては皮も剥きやすく手も痒くならなくて「加熱済みって便利〜!」と思っていたのですが…

もはや真相はわかりませんが生煮え(かもしれない)の田芋は全て二人のお腹の中に収まってしまいました。二人とも特段お腹を下したりもしなかったのでまあ大丈夫だったのでしょう

でも今回は田芋のポテンシャルを引き出し切れなかった感がすごいので今度は購入時によく確認して、再チャレンジしたいです。

ほんとはもっとホクホクねっとりでお芋の甘みがあって美味しくできるはず!