Island life by Lay

東北人がどんどん南下して沖縄に移住した話。

食べる宝石「琥珀糖」をバタフライピーティーとシークワーサー入りで作ってみた

ご覧いただきありがとうございます。

明日の五年振りの胃カメラに緊張気味のLayです。ピロリ菌がいないか診てもらう予定です。五年前に東京の胃カメラ専門の病院で鼻からカメラを入れようとした時暴れたいほど痛くて結局入らず「あなたは鼻の穴が小さ過ぎるので残念ながら一生鼻からの胃カメラはできません」と言われたので明日も口から入れてもらう予定です。

さて本題の琥珀ですが、そのインスタ映えする見た目と意外と簡単に作れる事から最近ネットでよくレシピを見かけるのでご存知の方も多いと思います。砂糖と寒天で作る和菓子だそうでお砂糖でコーティングされた寒天ゼリーのようなお菓子です。

今回はそれをこれまたインスタ映えで話題のバタフライピーティーを使って色鮮やかに仕上げたいと思います。バタフライピーティーも少し前から話題になっているのでご存知の方はこれから先の説明分は半分白目でスルーしてくださいね。

バタフライピーティーハーブティーの1つなのですが、真っ青なマメ科のお花で淹れるお茶でとても綺麗な青色のお茶が入ります。暖かいところで育つ花なのかタイ産が有名ですが沖縄でも生のお花の状態で道の駅などで売っているのを時々見かけます。私はドライになっているタイプを使っています。

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バタフライピーティーの特徴は鮮やかなな青色とそれが酸と出会うとこれまた鮮やかなピンクがかった紫に一瞬で変化すること!

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レモンを加えるとこんなグラデーションが楽しめます。こんなに綺麗なハーブティ、一体どんな味がするんだろう?と思った方。そのお味は…無味!レモンを入れればレモンの味がします。ホットで飲んだら白湯の味がします。強いて言えばお湯よりは若干土っぽい香りがするかな。全然そそられないですね。でも、安心してください、これだけ鮮やかなお茶なのでたとえ味はなくともその栄養は素晴らしいですよ!この色の元、アントシアニンがブルーベリーの4、2倍も含まれているらしいです。その抗酸化作用からアンチエイジング、肥満予防、白髪・抜け毛予防、頭皮の血行促進などに効果があると言われています。味がなくても飲む価値ありますね!

今回はそのバタフライピーティーとたくさん頂いたシークワーサーでグラデーションの琥珀糖を作ってみました。

 

初めて作ったので反省点も改善の余地も色々ありますが参考までにざっくりとしたレシピを記しておきます。

バタフライピーティーとシークワーサーのグラデーション琥珀レシピ

材料

濃い目に淹れたバタフライピーティー100ml

粉寒天2、5g

ラニュー糖150g

シークワーサーの果汁シークワーサー3つ分

バタフライピーティーを濃いめに淹れて寒天を煮立たせ、そこにグラニュー糖を加え糸を引くようになるまで煮詰めます。

それをクッキングシートを敷いて斜めに傾けたバットに3分の1流し込み、残りにシークワーサーの果汁を加えてよく混ぜ、半量をバットに流し込み、最後に鍋に残った液に更にシークワーサーを加えてよく混ぜたらバットに流し込んでそっと水平に戻し、大きな気泡を爪楊枝で潰すようにして消していきます。

そのあと冷蔵庫で冷やし固めます。寒天がたくさん入っているので1時間も入れれば固まります。

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固まったら包丁で切ったり、千切ったり、好きな型で抜いたりしてクッキングシートの上に並べます。

ただし寒天で固まっているとは言え大量のお砂糖が入っているのでかなりベタつきます。手で触るときは使い捨てエンボスビニール手袋をすると良いと思います。私はそこまで知恵が及ばなかったので(残念)一切触らず、包丁で少しずつ切ってはそのまま包丁の刃に載せてクッキングシートにヒョイと貼り付けて並べました。手は汚さない作戦。(笑)

 

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出来立ては透明感があってガラスのようで本当に綺麗!

ここで食べると表面はベタつきますがプルプル食感でこれはこれで美味しいと思います。

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これを風通しが良いところで2、3日乾燥させます。すっかり乾くとサラサラとしたマットな質感になります。波と砂で磨かれたシーグラスみたいで綺麗です。こうなると食べた時の食感も大きく変わります。中は寒天ゼリーの柔らかさがありますがゼリーの外側のお砂糖が食べた時にしゃりしゃりと良い音がします。

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もう触ってもベタつかないので透明な瓶にでも詰めてプレゼントにも良さそうです。暑い紅茶に入れたり、冷凍庫で冷やして食べても美味しいそうなので普通に食べるのに飽きたらやってみます。

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ピンクが濃くなるほどシークワーサーの酸味が強くなる味の変化 も楽しめます。でも個人的にはもっと酸味があった方が好きなので今度はシークワーサーを限界まで配合したピンク色だけのバージョンも作っても良いかなと思っています。ピュレグミのレモンみたいに酸っぱいのが作れたら最高なんだけど。

それから今回寒天を加えて煮立たせた時の細かな結構気泡が入ってしまったので、バットに移す時に茶こしなどで漉しながら入れると良いかもしれません。

琥珀糖は作るのが面倒そう、と思った方も沖縄に来たらぜひ道の駅でバタフライピーティーとシークワーサーを買って、真っ青からピンクに変わるグラデーションが美しいこのハーブティだけでも楽しんでみてください。お砂糖を淹れたら紫のホットレモン、氷を入れたら紫のレモネードになって美味しいですよ!