南国野菜「ウリズン豆」簡単レシピ
ご覧いただきありがとうございます。
今日は私が沖縄に来て初めて見た野菜、ウリズン豆のご紹介です。ウリズン豆は別名シカクマメとも言うそうで切ると断面が四角い形をしている不思議な見た目の豆です。
ちなみにウリズンと言うのは沖縄の言葉で「潤い初め」が語源と見られ殺伐とした冬が終わり、大地に潤いと暖かさが増して来る時期の気候を指すそうです。沖縄の2月下旬から4月下旬くらいが当てはまるでしょうか。その時期にウリズン豆は成長期を迎えるようです。このウリズン豆、表面にはピカピカしていてなんとなくツヤ感やエッジの効いた形がスターフルーツに通ずるものを感じます。どんな風に成長してどんな味がするのか想像もつきませんがお手頃価格だったので、買ってみました。
地場産意外の野菜は空輸されて来るため沖縄で買う野菜は全体的に内地の2割くらい高い気がします。時期にもよりますが、スーパーの特売でも100円以下の野菜は中々ないので1パック100円のウリズン豆は有り難いです!
パックに入っていた時はどうやって実っていたのか想像できませんでしたがこうして出してみると、普通のインゲン豆などと同じようにさやの上と下にヘタと花が付いていたのであろう跡が見られ、上下の判別が付き、実っている姿もなんとなく想像できました。
これが上。
下はこうです。
ちょろん。
早速茹でて行きましょう。茹でる際は切らずに丸ごとの方が栄養価的にもおいしさ的にも良いそうです。お湯が沸騰したら塩を入れ、2〜3分ほど茹でます。
断面が見たくて一個切っちゃったけど。(笑)
茹で上がったらすぐに冷水に取り色止めをします。粗熱が取れたら水気を切り、ヘタと花の残骸が残っていたら切り落とし、1cm程度に食べやすく切っていきます。筋取りとかしなくて良いので楽ちんです!
今回はこれをツナ、マヨネーズ、我が家の常備菜「紫玉ねぎの酢漬け」出会えて醤油とブラックペッパーで味を整えました。
だいたいですが分量です。
ウリズン豆(四角豆)1パック(10本くらい)
ツナ1缶(軽く油を切る)
マヨネーズ大さじ1
紫玉ねぎの酢漬け大さじ二杯程度
ブラックペッパー適宜
醤油小さじ1
紫玉ねぎの酢漬けは玉ねぎをスライスして水にさらし、固く絞って酢の原液をひたひたまで注いで保存しているものです。サラダや和え物、ドレッシングにちょっと混ぜるのに便利なので我が家ではいつも常備しています。普通の玉ねぎでも全然問題無いですが紫玉ねぎで作ると綺麗なピンク色になってサラダの彩りになってくれます。でも上のレシピのためだけに作るのは面倒だと思うのでそういう方は普通の玉ねぎスライスを水にさらして固く絞り、レシピの醤油の代わりにポン酢を加えても良いと思います。
気になるお味ですが、サクサクした歯ごたえにさっぱりした味でとても食べやすいです!トゲトゲした形からもっと食べにくい物を想像していたのですが特に固い部分もなくて美味しいです。なんかと似てるけど…ネバネバしなくて産毛も無いオクラ?オクラからネバネバと産毛まで奪ったらもうオクラじゃないような…オクラのアイデンティティ剥奪。インゲンほどほっくりしていないし、サヤエンドウのような甘みやぱっつぱっつんした感じ、豆のゴロゴロ感も無いです。やっぱりオクラ?
ぜひ皆さんも7〜9月あたりに沖縄に来ることがあったら味わってみてください!(笑)